今は昔、『月華美刃』といふ読切ありけり

強力連載陣にまじりて票をとりつつ、よろづの漫画に
埋もれけり。
数年音沙汰無し。
この5月、ＳＱにてめでたく復活の宿願を果たしき。
いとうれし。
(※嘘古文)

…って事で、なんともうれしい『月華美刃』連載開始！
発売直後、コンビニにて立ち読みしたんですが、
母様ネタで2回泣きそうに…。
後日、遠藤先生のインタビューが載っている事を知り、
久々にＳＱ買って来ました！
ちょうど『TISTA』終了以来のお買い上げだよ…。
そんなワケで、感想を↓

まず冒頭カラー見ただけで「ほあー」ですよ！
このなんとも言えない色遣い！ほあー
…としたところで、本編。
月の皇女・暴れん坊カグヤは、かつては優しかったが
今は冷たく厳しい母の元、窮屈で退屈な生活から
逃げ回る日々を送っていた―
が、突如訪れる崩壊。
母の病気、厳しく当たっていたその真意。
「もう逃げない！」と決めた矢先に起こる、
分家のクーデター。
そして、母に送り出され、一人穢星へ―
堕ちた皇女の物語が始まる…

と言うワケで、読切版では3ページだった
クーデターの為月脱出→地球(穢星)へ のイントロ部分
で今回まるまる1話(インタビュー談)。
まあ、月世界の感じとか母子の関係とかクーデター事情
とかが、わかりやすくなって良かったと思います。
個人的に月世界文明がどストライク！
『銀魂』あたりもそうですが、和＋ハイテクって好きです。
天狗面ガスマスクとか竹型ロケットとか良いなぁ。

ストーリー面では、やっぱり母子関係が熱いですね！
ちなみに泣きそうになったのは、「…娘の晴れ姿も」と
「私からのせめてもの成人祝いだ」のくだりです。
つーか、母様がステキすぎる！
「御陵に殉死たい者から前へ出よ!!!」とかもう！
ハンコ技とか「なんだその…は」とか「メガたわけー!!」
あたりも、いとステキ！
お隠れあそばさずにいれくだされば良いのですが…。
主人公・カグヤは、読切時より精神的に幼くなった印象。
感情面が掘り下げられているからでしょうか。
読切ではもっとクールだった感じ。
読切カグヤが大人になると、連載母様になりそうな。
連載カグヤがどうイイ女になっていくのか楽しみです。

さしあたり、穢星に月から分家軍がやって来て…
な感じで話が進んで行くんでしょうが、
月に戻ってからの方が大決戦になりそうですよね。
梅之内イズミヤ(？)殿も気になりますし。
とりあえず彼女がパープルシキヴス顔じゃなくて
良かった…。(どーでもいいけど、パープルシキヴスさん
のおかげで「あなかま」と言う単語を覚えました
＠読切リアルタイム)
(もひとつどーでもいいけど、読切版の表紙を見ても
マンガの内容を思い出せなかったのに、
"パープルシキヴス"と"クレセントハート"と聞いたら、
ぐあーっと思い出しました＠『TSITA』連載開始時)
あと、讃岐のじいさまがパワーアップしてて微笑。
残念ながらテンジそのままは出てこないそうですが、
テンジ的キャラの登場を期待中！ちょこっとラブもｖ

そんなこんなで、期待を裏切らずいとをかしく始まった
祝連載。
これから毎月楽しみです!!


せっかくなので、『月華美刃』以外も感想書きました。
…って、もう7月号出ちゃってるんですけど。